皆さんこんにちは。
本日は、30㎝キューブレイアウト水槽のご紹介。
店が小さいのに、置く場所あんの?
なんて思ってしまいますが、意外に置けるもんなんですよね。
店は小さいけど、「展示水槽たくさんあるお店」なんてのもオツなもんでしょ。
現状、紹介する水槽合わせて、当店には10本の展示水槽&販売水槽が設置してあります。
水槽サイズも120㎝~グラス系までと、小さなお店ですが随所に水槽を
展示しているので、
これからアクアリウムを始めようと思っている方にとって、
レイアウトなどは別として、水槽サイズなどの良い参考になると思いますよ。
で、今回この小さいお店のどこに配置するかと言うと、入り口左側の部分に設置します。
以前は素材を販売していましたが、
なんとなくお店にインパクトがないな~+このスペースありゃ水槽置けんじゃね~
的な思考が急にめぐり即設置。

使用する水槽は30キューブですね。
紹介した通り(W) 30×(D)30×(H)30のキューブ型の水槽で、
とても人気がある水槽です。
三方向から、水景を楽しむことができ、
しかもコンパクト感があり、
お部屋のインテリア水槽としてもお勧めですね。
ただ、レイアウトするのがやや難しい水槽なので、
構図は慎重に組んで行きたいと思います。

素材は青龍石系の石を使用します。
一応、入り口の看板水槽となるので、インパクトあるやつじゃないと中々ね・・・。
で、こんな時重宝するのが、ジオラマ系レイアウト。
やっぱ山岳系ですかね。
でも、ただの山岳系では、なんか面白くないので
ファンタジー的な要素も盛り込んで創りたいと思います。
イメージとしては、ファイナルファンタジーに出てくる、
ラスボスが潜んでそうな山ってところでしょうか。(笑)

で、デスクの上でイメージが出来たら、早速組んで行きます。

なんとなく、まずは石を立ててみます。
ソイルが入っていないので、倒れないように気を付けます。
水槽割れたらシャレにならんです。

この造っている時が、一番楽しいんですよね。
あ~でもない、こうでもない、この繰り返しです。
プラモデル造りとは、チョット違う感覚ですね。

今回のポイントの石の橋を仮組。
いわゆる、ラスボスまでたどり着くための、最初の門みたいなイメージですね。
この30C水槽ですが、ご承知の通り30×30×30なので、
縦型の構図と相性がいいんですよね。
しいて言えば、山岳系レイアウトを造るのに、適している水槽と言えますね。
奥行もあり、高さも程よい、これが味噌です。

石を立てて使用するので、要所要所でアクアリウムボンドを使用しています。
このボンド、必要なぶんだけちぎって指でコネコネし、あとは接着するだけでOKです。
青龍石系の石と色調が合うので、水景で目立たなくとても重宝しますよ。

石の壁が出来たら、ソイルを流し込みます。
石と石の間に出来る隙間の部分には、園芸用の鉢底ネットを使用して、
ソイルの流出を防いでいます。
なんとなく、ファンタジーっぽくなったかな?

石だけの構成だと寂しいので、肉付けを行います。

石肌に蔦が絡みついた感じを演出するため、Little inteiror aquariumオリジナル
ウォーターアクアリースを使用します。
小型水槽~大型水槽まで幅広く使用でき、ディテールを再現するのに役立ちます。

特に森林系のレイアウトで本領を発揮しますよ。
当店のウォーターアクアリースは水の中でも題腐敗しにくく、
長期で使用できます。

気になる所に、ウォーターアクアリースで肉付けして構図の完成。

石の橋のおかげで遠近感も強調されていますね。
あとは水草の植栽です。

使用する水草は、もちろんキューバ・パールグラスです。
前景草の中で一番葉っぱが細かく、水槽を大きく見せるのに最適です。

蔦の部分には、ウォーターフェザーを活着させます。

下層のソイル部分と化粧砂の部分にも、キューバ・パールグラスを植栽します。

あとは水を張って完成です。

入り口も明るくなっていい感じです。
Little interior aquariumでは、水槽の制作はもちろん、
レイアウト水槽の販売、メンテナンスも行っておりますので、
興味がある方はお気軽にご相談下さい。
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