魅惑のコリドラス湧き水水槽制作
- Little interior aquarium
- 6月22日
- 読了時間: 4分
皆さんこんにちは。
ここ連日の真夏の暑さで、体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?
体がまだ慣れていないのにこの暑さですからね。
不意打ちもいいところですね。
まあとにかく熱中症にならないように小まめな水分補給を心がけるのみ。
暑さに負けずアクアリウムを楽しみましょう。
さて、暑さで体がダルイ中、45㎝水草レイアウト水槽を立ち上げたのでご紹介。

今回使用する水槽はGEXグラステリア450です。
サイズは(W)45×(D)30×(H)30で、ADAキューブガーデン45よりも3㎝奥行があります。
で、この水槽を使い、久しぶりに湧き水仕様のレイアウトにしようかと思います。
最近ではあまり見なくなった演出ではありますが、
砂が湧き上がり魚と違った動きがプラスされるので、長い時間水槽を見ていても
飽きが来ませんよ。

核となる湧き水のシステムですが、カミハタのRIOポンプを使用します。
他社製のポンプでも湧き水を作る事は可能ですが、このRIOポンプには
充実したパーツが付属していてるので湧き水が作りやすいんですよね。

付属パーツのエルボーパイプ、流量調整バルブ、この2点が重要。

構図によってポンプの設置する場所が決まりますが、
今回は左重心の凹型構図でポンプは水草で隠す事を前提としているので、
左側のやや上層部分に設置します。
ポンプを設置する際の注意点としては、低床を敷いた後ではやり直しがきかないので、
しっかりとした構図のイメージを持つことが重要です。

中央よりやや右側部分に湧き水を作りたいので、12/16 径のパイプを使用します。
用意するのはエーハイムのストレートパイプ×1、エルボ―パイプ×2。
緑のパイプが嫌な方はテトラのパイプを加工して使ってみるのも良いかもしれませんね。
まあ砂に埋めるので見えないんですけどね(笑)

湧き水の場所が決まったら、パイプを適切な長さにカットして
エルボ―パイプと接続します。

自分の場合、砂を薄く敷きたいので排出側の部分をギリギリにカットして使用します。
で、重要なのは排出口の部分には必ずガラス板やアクリル板などで
当て板をする事ですかね。
当て板をしないと、排出される水流で砂が水槽を削ってしまい、
水漏れの原因になってしまうので必須ですよ。

ただ砂がモゴモゴ動いているだけではつまらないので、
エアーポンプ使用して泡のポコポコ感も演出します。

湧き水システムが完成したら、構図を組みます。
今回はスマトラウッド系の流木を使用します。

敷き分けスタイルのレイアウトなので、溶岩石を接合して石垣を作ります。


なるべく隙間ができないように接合します。

溶岩石だけで隙間を埋める事はできないので、
空いた隙間の部分にはウールや、スポンジ等で穴埋めします。

穴を塞いだらソイルを敷きます。
この時点でソイル漏れがあるか再度確認します。

やや流木が貧弱だったので、小枝を使って肉付けしました。
パイプが隠れる量の砂を敷きます。
画像ではやや粒の荒い砂を使用していますが、出来るかぎり細かい砂を使った方が良く、
細かい方が流量が少ないポンプでもモコモコ感が演出しやすくなりますよ。
この荒い砂を使用して湧き水システムを稼働した際、
砂が思うように舞わなかったので、後でADAコロラドサンドにチェンジしました。

植栽する水草ですが、ロタラSp・ヒマラヤ、ロタラ・インディカ、エイクホルニア・ディバーシフォリア、ディデイプリス・ディアンドラ、パールグラス、ホザキキカシグサ沖縄、
ニードルリーフ・ルドウィジア、ポゴステモSp・グリーンフラワー、サンパウロ・ラージパールグラス、ボルビディス・ヒュディロッティ、ウィローモスを使用します。

スポンジ等で穴埋めした所にモスを貼り付けます。

水を張り、有茎草を植栽します。
最後に湧き水システムが稼働するか確認します。
ポンプ直結のエルボーパイプに空気が溜まっていると水流を押し出す事ができないので、
対策としては水を張ったら流量調整パイプとエルボーの接続を一度外し、
エルボー部分の空気を抜いてあげてから電源をいれると、
動画のように上手く稼働するかと思います。
魚とは違った動きがありこれはこれで良いですね。

レイウトの完成。
コリドラスを4種くらい入れて賑やかな感じにしたいと思っています。
この湧き水システですが、コリドラス以外にタナゴやメダカなど
日淡のお魚とも相性が良いので、
たまには変わったレイアウトでもいいかなと思ったら、
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Lilttle interior aquariumではレイアウトの制作はもちろん、
水槽の定期メンテナス、スポットメンテナスも行っています。
お気軽にご相談下さい。
(お見積は無料です。)
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