45㎝スリム水槽でレイアウト
- Little interior aquarium
- 6 日前
- 読了時間: 4分
皆んさんこんにちは。
ADAのコンテスト撮影も終わり、速攻でレイアウトをリセットしようかと思っていたら
次はYouTube配信での水槽撮影の依頼があったので、
再度レイアウトの調整を行ってます。
早くリセットして新しいレイアウトにしたいところではありますが、
そうは問屋が卸さない。
せっかく撮ってもらうんだから水槽を綺麗にしなくてはね。
そんな配信撮影を控えている中、新しいレイアウトを立上げたのでご紹介。

今回使用する水槽は、GEXグラステリアSLIM450を使用します。
(W)45×(D)20×(H)22のワイド水槽です。
水量は約17ℓと少ないですが横幅なぶん大きく見え見栄えします。
ライトはアクアスカイ451を使用します。まだまだ健在です(笑)
壊れたらBASICにしようと思います。

仮組を行うのでソイルを敷きます。
使用するソイルはADAアマゾニアⅡです。

これから暑くなるので、水景だけでも爽やな感じにしたいなと。
なので単色系岩組レイアウトにしたいと思います。
素材は希少価値の高い万天石を使います。

まずは適当に配置してみるところから始めます。
岩組は一見シンプルで簡単そうに見えますが、そのシンプルなレイアウトが一番難しいんですよね。
三尊配石がレイアウトの最高峰と言うのも納得です。
やったことのない人は一回やってみるといいと思いますよ。
組んで直視で見たレイアウトと、撮影して画像で見たレイアウトを見比べると
愕然とすると思います(笑)
さて、凹型で行くこうかなと思いましたが、対となる石がなかなか見つからず・・・。
今回は水槽を設置する場所が入口の脇なので、できるかぎり右重心のレイアウトに
したいんですけどね。
岩組の右重心・・・・。
組んでみるとわかると思うんですがかなり難しいんですよね。
まあ、とにかくやるしかないですね。

右重心向きの顔の良い親石を見つけたのでまず配置してみます。
角度、配置する場所など微調整しながらバランスを取って行きます。
ワイド水槽なので、少しは組みやすかもしれませんね。

親石の配置が決まったら、福石、添石を配置します。

この岩が2番目に大きな岩なので一応福石です。

三尊風岩組レイアウトを創ろうと思っているので、石の数にもこだわり5つ使用します。

細かな微調整を行います。

右から左へと流れる感じに組みました。
立体感を出すために、右奥に盛り土を施します。

構図の完成です。
やや親石がでかいですが、水草が茂ってくれば岩の圧迫感もなくなると思います。

フィルターはスドーのエドニックシェルトV3を使用します。
現在は販売されていませんが、20~36cmクラスの水槽に使用できる
超コンパクト外部式フィルターです。
外掛けフィルターよりもろ過能力が高く、なおかつ二酸化炭素を逃がしにくいので
水草レイアウト水槽で重宝します。
似たようなフィルターも販売されているので、探してみるのも良いかもですね。
通常は付属のプラスチックパイプで配管ですが、スタイリッシュにしたいので
当店では吸水、排水共にオリジナルステンレスパイプ10φを接続して使用します。

植栽する水草は、ウォーターローンです。
やや幅広のテープ状の葉っぱを展開する水草です。
葉っぱの色は緑ではなく黄金色に近く、テネルスやへ―アグラスと違った雰囲気の
水景になります。

以前と違い今は組織培養があるので、ウォーターローンも育成が楽になりましたね。
水草の森や1:2グローが無い時代は、トロピカ社のPOTでの流通が殆どでしたからね、
POTが悪い訳ではありませんが、輸送の際に傷んでいる事が殆どだったので・・・・。
育成させるのに苦労した人も多かったのではないでしょうかね。
値段もグロッソスティグマよりも1.5倍くらい高かったですしね(笑)

なるべく密に植栽して完成。
あとはウォーターローンがランナーを出してくれれば、
風の谷のナウシカのワンシーン、オウムの黄金畑みたいな感じになると思いますよ。
ラン、ランララ、ランランラン、ランランラララ~ァ~
完成が楽しみですね。
Lilttle interior aquariumではレイアウトの制作はもちろん、
水槽の定期メンテナス、スポットメンテナスも行っています。
お気軽にご相談下さい。
(お見積は無料です。)
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